「デッサンの道しるべ」デッサン初心者の練習の記録:16章
新しい課題「長時間のコンポジション」
「毎日のコンポジション」をもう少し時間をかけて描くという課題。「毎日のコンポジション」を「長時間のコンポジション」に切り替えるのではなく、この二つはそれぞれ別にやらないといけない。
本文を読むと、観察力をさらに鍛えるためらしい。
「美術家はあらゆる種類のものに具体的に接触すべきであり、それが何をしているか注意深く観察しなくてはならない。」とニコライデスは言っている。
「空想上のモンスター」を描くには、まず現実に存在している動植物をよく観察し、描けるようにならなければならない。生き物の見た目だけでなく、その生態や生息地なども知らないといけない。こういった「素材」が「空想上のモンスター」を生み出すための材料となる。自分の頭の中だけにある素材だけでは不充分である。ということをニコライデスは言っているのだろう、たぶん。
「長時間のコンポジション」では自分の身近にある場面(スーパーやカフェなど)に毎日通って観察し、帰宅してから少しづつ描き足していくわけだが、これが難しい。全然覚えられない。買い物もせずじっと一点も見つめている様子は、知らない人からみたら不審者でしかない。
地元のデパートのフードコート。
ドラッグストア。こちらは途中で挫折。
正しく描くためには遠近法やパースなどの知識が必要だが、この課題で重要なのは正しく描くことではない。重要なのは「観察力」である。なので遠近法やパースは後回しでいいはず。
第16章ジェスチャー
継続画
骨格画
顔