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主に絵の練習の記録。たまに日記、雑記。

辞めた仕事に再挑戦

介護士を3ヶ月で辞めて「この仕事は向いていない。そもそも社会人に向いてない。これからはフリーターでやっていく」と記事を書きましたが、案の定撤回することになりました。

 

omanaito.hatenablog.com

「フリーターとしてゆるく働いて、ゆるく生きていこう」ってぼんやり考えていましたが、甘かったですね。「ゆるく生きる」ってのはいいんですけど問題は「ゆるく働く」のほうです。ハローワークに行ったりジョブカフェに行ったりネットで検索したりして「ゆるく働ける仕事」を色々調べましたが、僕の住んでいる地域にはほとんどないみたいですね。低賃金でゆるい仕事よりも低賃金でキツイ仕事のほうが断然多かったです。

仕事を辞めてから以前やっていたコンビニでバイトを始めました。コンビニが楽なバイトだったのは昔の話で、今ではほとんどの人が割に合わないバイトと考えているでしょう。僕もそう思います。じゃあなぜ数あるアルバイトの中でコンビニを選んだかというと、今までの人生で一番長く続けられたバイトだからです。7年ぐらいやっていました。

仕事量は多くても全部経験済みだから精神的な負担は軽いだろう。今までやってこれたんだから、この先も同じようにやっていけるだろうと考えていましたが、これも甘かったですね。今までと同じようにはいきませんでした。なぜなら僕はもう学生ではなく、フリーターだからです。

学生の時は学業優先ですから本腰入れてバイトする必要はありませんでした。しかし、フリーターではそうはいきません。俳優になりたいとか歌手になりたいとか夢を追いかけているわけでもないので、どうしてもバイトが生活のメインになってしまうんですよね。そうなると気楽にバイトというわけにもいかず、バイトリーダーもしくはサブリーダーとしての役割を期待されてしまうわけです。面倒で面倒で仕方がなかったです。僕と同じようなフリーターがもう何人かいて役割を分散できていたらまだ何とかなったんでしょうけども。

フリーランスで食っていけるような特殊スキルもない。ゆったり働ける仕事もない。フルタイム労働から逃れられないならせめてちゃんと働きたい、待遇の良い所で働きたいと強く思いました。

そこでちょうどよく、母の知人の介護士さんから仕事の紹介があったわけです。

僕が探しているのは楽な仕事だったので最初は断るつもりでしたが、この「楽な」という基準にこだわり過ぎたことが今までの失敗の原因なんじゃないかと最近思うようになりました。「ここなら楽そうだ」と思っても、いざ始めてみて楽じゃないところがあると全部嫌になって辞める。この繰り返しです。

自分にピッタリ合う仕事、ありもしない楽な仕事に執着するのはもう充分かなと。これからは自分が仕事に寄せていく段階なんじゃないかということで今回、再挑戦することを決めました。

この選択が正解なのか不正解なのか、この先どうなっていくのか全くわかりませんが、後はもう祈るしかないですね。